秘密の質問

いろいろなWebサービスにおいて、パスワードを忘れたときなどに聞かれる質問として
設定することになる「秘密の質問」。たとえば・・・

  • あなたの苗字は?
  • はじめて飼ったペットの名前は?
  • 卒業した小学校の名前は?
  • 出身地は?

などなど。
でもこれって解答をちゃんと覚えているか?って言われると
あまり自信が無かったりする。

そもそも頻繁に使うものではないから、すぐに忘れてしまう。
よくログインするサービスのパスワードなら、何度も入力するので
意味のない英数字の羅列だったとしても、気がついたら頭に叩き込まれている。

話を戻して、この「秘密の質問」の是非はともかく、既にあらゆる
サービスで使われている本人確認の手段なのだから、設定するときは
慎重にならないといけないなぁ、と。

たとえば初めて飼ったペットの名前は「ポチ」だったとしよう。
ところが、「ぽち」とか「ポッチ」を入力すると、それは間違いだ。
だから、できるだけシンプルに、なおかつ間違いようがない答えにしないといけない。

加えて、実際に答える時も、ひらがなとカタカナを両方試してみたり、
出身地の場合は「都道府県」を末尾に付けるか付けないかというパターンを
試してみることは必要。

でも知人のような人間なら、自分のプロフィールは既に知っているかもしれない。
あいつの出身地は確か・・・という程度の情報は恐らくお手の物だ。

だからあえて質問から想定されるものとは全く異なる答えを設定するという対策も
有効かもしれない。あるいは普通思いつかないようなもの。


「あなたの出身地は?」→「ポチ」
「はじめて飼ったペットの名前は?」→「夫」


みたいな感じだ。
ただ、これは答えを忘れやすいのが難点かもしれない。